これもまた、「イメージトレーニング」として私が始めた指導法のひとつですが、
現在でも継続してくれているのは結構なことだと思います。
私が指導者としてクラブに入り、当初は私自身もブランクが長かったために「何も分からなかった」ことはこれまでも「白状」してきたところですが、私なりに研究もし、或いは子供達の特徴などを把握出来てくるにつれて感じたことのひとつは、
子供達は「やれ」と言われたことを「それらしく」やっている「つもり」ではあるようでも、正しく理解してやっているわけではないように思えたことでした。
そんなところにもってきて、それまでの練習法では足りない部分を充実させるために、新しい練習方法を多数取り入れようとも思ったときに、
現在でも消化不良気味なところへ新しい要素を加えては、いくら研究して「あれをやれ」「これをやれ」と音頭を取ったところで「笛吹けど踊らず」に終わってしまうのは必定-----さて、どうしたものかと考えたところから思いついたことが、子供達の視覚に訴えるということでした。
ソフト的には大きく分けて
(1) 練習方法の学習映像
(2) 一流選手の競技映像
(3) 自分たちの練習映像
(4) 自分たちの競技映像
.....の4種となりますが、(3)(4)については、2009年秋のビデオカメラの導入後に取り入れたもので、私のPCでは永らく眠っていた(?)ビデオ編集、DVD作成機能がフル稼働するようになったものです。
(今はまた、「深い眠り」についていますが.....)
当初は、映像ソフトが充実していなくて、私自身も上手く活かせていなかったという反省はあるのですが、徐々に映像ソフトも充実してきて、私も慣れてきたこともあって、効果が上がるようになってきた手応えはありましたし、実際に効果があったと確信しています。
私の指導方法については「指導法が分かっていない」として「いなくなってよかった」と全否定する向きもある一方で、
私が主導して始めた方法は、今回の「イメージトレーニング」をはじめとして日常の練習から競技への取り組み方までかなりの部分が継続されているという現実があることも、それが子供達にとって最良であるならそれでよいでしょう。
しかし、そういう状況に子供達や保護者の人達が矛盾を感じたなら、それはまずいですよ。
その場合は、誰かが責任をもって矛盾を解消しないといけませんね。
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